概要
自分はソフトウェアエンジニアをやっているため毎日PCを触っているのだが、少し前まではキーボードには無関心でMacBookの内蔵キーボード (US配列) をそのまま使っているだけだった。
だが、諸事情で分割キーボードが必要になり、Keychron Q11を買ってみたので、せっかくなので分割キーボード初心者なりにレビュー記事を書いてみた。
↓こんな感じに使っている
ちなみに、パームレストは木製なのだが、手首に当たる感触が気持ち悪かったので、100均のフェルト生地を貼り付けたら、偶然キーボードに合った色合いになった。
キーボード詳細
商品名: Keychron Q11 QMK Custom Mechanical Keyboard
型番: Q11-M3
軸: 茶軸
価格: $205.00 (送料がプラスで$18だった)
購入時期: 2023/11頃
買ってみてよかったこと、悪かったこと
よかったこと
見た目がかっこいい。
打鍵感が気持ちいい。
今までキーボードの打鍵感なんてどうでもいいと思っていたが、初めてメカニカルキーボードを使ってみて、「ああ、、これが打鍵感というやつか」という感じになった。
※ 打鍵音もそれなりにするので、オフィスで仕事する場合だと気を使うかもしれないです。MacのUS配列のキーボードに配列がかなり近い。
ちなみに、左下のFn, Control, Option, Commandキーは微妙に違う(他も微妙に違うところはある)が、Keychron Q11の場合はVIA(https://usevia.app/) というブラウザで使えるソフトを使えば、キーマップを変えられるし、キーキャップ自体も4つのキーはそれぞれのサイズが同じで簡単に取り替えられるので、4つのキーはMacのUS配列と同じにすることができる。
デフォルト
(公式画像から拝借)キーキャップ変更後 キーの打ち方が矯正された。
自分はこれまで本来この指で打つべきと言われているキーを別の指でタイピングすることが多かったのだが、分割したことでそこらへんが矯正された。
特にYとHはついつい左手で打っていたのだが、右手に矯正できた。キーボードに少し詳しくなった。
Keychron Q11を購入したから、というわけではないが、購入に至るまでの検討段階などで色々調べていたら少し知識が増えた。
悪かったこと
スイッチングコストがめっちゃ高い。
Keychron Q11はMacのUS配列のキーボードと配列がかなり似ていて移行はしやすそうだと思ったのだが、分割であることやストロークの深さの違いなどで、かなりタイポしてしまう。
慣れてしまえば気にはならなそう。(追記) 3週間くらいで慣れました!もう他のキーボードには乗り換えられないくらい最高になりました!
あやうくキーボードの沼にハマりそうだった。
今回、茶軸にしたのだが、赤軸も使ってみたい、や他のモデルや他のメーカーのも欲しくなったりしてしまった。(なんとかこらえた)
なぜ分割キーボードなのか
そもそもなぜキーボードに無関心だったのに、いきなりスイッチングコストが高いと言われる分割キーボードにしたのか理由・経緯を書きたい。
理由・経緯
なんか短く書けず、気持ちを吐き出していたら長くなりましたw
まあ一言でいうと、ケンジントンのSlimBladeと組み合わせて使いたかったから。(結局SlimBladeは自分には合わず、MX ERGOを使うことにしたw)
↓は詳細ですが、長いので興味がありましたら読んでいただければと🙏
MacBookの内蔵キーボードが別に嫌いになったわけじゃない。
内蔵トラックパッドが嫌になっただけ。
トラックパッドは、手汗などで指が湿っているときに、急激に使い勝手が悪くなる。
ずっと我慢してきたが、そろそろ限界を迎えた。
じゃあ、キーボードに不満はないから、マウスを買ってみるかと思った。
トラックパッドの操作に慣れている身からすると、普通のマウスは使い勝手がよくないので、トラックボールマウスにしようと思った。
トラックボールでよさそうだと思ったのは以下あたり。
ロジクール: M575S www.logicool.co.jp
ロジクール: MX ERGO www.logicool.co.jp
ケンジントン: SlimBlade™ Pro www.kensington.com
上記のうち、トラックパッドの操作に一番近しい(好きな指でカーソル移動、クリックできる)と思うものは、ケンジントンのSlimBladeだった。
もしそれを買うとなると、どう置こうかと考えたときに、自分はずっとMacBookの操作に慣れていたため、キーボードの手前にマウスがあるという配置にしたかった。
そうすると、MacBookの内蔵キーボードとの併用は難しそうだと考えた。
じゃあ、キーボードも買っちゃえとなったが、自分の腕の伸ばし具合とかを考えたときに今使っているデスクの広さだと、普通のキーボードとSlimBladeの縦置きの組み合わせでは、ちょっと無理そうだった。
なので、分割キーボードにして、その間にSlimBladeを挟むことで解決できそうと思って、分割キーボードを購入することを決意した。
購入先
Keychronの公式ストアで購入。
(あまりよくわかっていないが)日本版ページ?(日本語、円表記)でも買えるみたいだったが、購入したときは存在に気づかず上記の英語版ページ(英語、$表記)で購入した。
Keychron Q11 QMK カスタムメカニカルキーボード(US ANSI 配列) – Keychron Japan
が、英語版ページで$で買ったほうが、送料とか含めても結果的に1,000円くらい安かった気がする。(自分の気のせいの可能性もあります🙇♂️)
日本版ページで買うとどうなるかはわからないが、英語版ページで買ったらDHLで発送された。
関税はかからなかったと思う。(正直よくわかっていませんが、後から別途請求とかはなかったです)
DHLで困ったこと
DHLを使ったのが初めてだったので不安だったが、結果的には購入してから3日くらいで届いた。(中国からの発送だった)
ただ、当初の配達予定日は1日過ぎていた。
原因としては、途中Naritaで処理保留中となったまま半日以上動きがなかったため、と思われる。
不安になって、DHL 処理保留中
とかでググってみると、いろんな理由があるらしく一概には原因がわからないため、問い合わせてみるのが吉だということがわかったので問い合わせてみた。
余談だが、フリーダイヤルにかけ、自動音声に従い、問い合わせ内容にあった番号を押していくと、オペレーターに繋げてくれるパターンがあったのだが、そのパターンがめっちゃわかりづらく何度も自動音声だけで終了する結末を迎えた。
具体的なパターンは忘れたが、どこかの質問でその他の問い合わせを選択すると、おそらくオペレーターに繋がると思う。
で、オペレーターに処理保留中の原因を確認すると、自分の説明だとうまく伝えられなかったのか、処理保留中の原因は教えてくれず、既に近くの配達営業所?にいます、とのことだった。
(自分は東京在住ではないのに、なぜかDHLの追跡ページを見るとNarita(成田空港)になっていた)
(オペレーターの方は丁寧な感じの人でした)
「それじゃあ今日届く感じですか?」と聞いたら、「今日の希望ですか?、それでしたら今日届けるように指示を出しておきます」、とのことで、よくわからない感じになったが、その日に届いてよかった。
(問い合わせしなかったらいつ配達されていたんだろう?w)
まあ結果的に、慣れない海外サイトでの購入や初めてのDHLからの配送というものを経験でき、次からは不安を少なくできる糧になったのでよかった。